守る会-無資格、無免許によるあん摩 マッサージ 指圧
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「無免許マッサージは危険です!」 46都道府県議会でとりしまれの請願採択

 ご存じでしたか。「無免許マッサージをとりしまってください」と、40の都道府県議会で請願が採択され、国会と厚生労働省に意見書があげられています。
 これは、無免許者によるマッサージが身体に危険であるばかりか、さまざまな犯罪と結びつき、大きな社会問題になっているからです。

「利用者の身体に危険」と判断(埼玉県警)
 2月14日、埼玉県下のスーパー銭湯でマッサージ室を無届で開設し、無免許でマッサージを行ったとして、東京都福生市のマッサージ師遣会社・偕州(かいしゅう)社長・丸井秀人(46)が逮捕されました。埼玉県警は、「苦労して免許を取った人の職域を侵し、利用者の身体にも危険がある」と判断して逮捕にふみきりました。
 偕州は、「オリンピックチームの専属トレーナーの実績あり」などとPRしていましたが、同社が派遣していたマッサージ師126人中、免許取得者は17人だけでした。
 この他にも、1都7県(福島県、茨城県、群馬県、長野県、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)の17個所で事業を行ない、売り上げは年約6億円、利用者は17万人にのぼることが県警の調べでわかっています。

「ろっ骨にヒビが入った」と苦情(神奈川県警)
 昨年1月15日、神奈川県警が、「エーワン」会長・鈴木輝雄らを逮捕。事件は、「ボディケア」などと称して無免許マッサージ者数百人を雇い各所に派遣していました。県警が押収した「エーワン」の台帳には、「ろっ骨にひびが入った」「首が動かなくなった」など24件の苦情が記録されていたとあります。
 業界第2といわれる無免許マッサージ派遣業者が逮捕されたことに、大きな波紋が広がりました。

 「35万人7億円の保険金不正請求」で逮捕(警視庁)
 昨年2月29日、都内で19の接骨院を経営する「早稲田東洋医学研究所」の代表取締役・森侃二(56)らのグループが逮捕されました。「かえって腰を痛めた」などの苦情も寄せられていました。従業員の中には、就学ビザなどで来日していた中国人も含まれていました。
 さらに同グループは、実際は肩こりなどで来院した患者について、ねんざや打撲だったなどと偽り、医師の診療報酬にあたる「療養費」を不正請求していたことがわかり、詐欺容疑で逮捕・再逮捕されています。警視庁によると、93年1年間に、「カラ請求」「水増し請求」による述べ35万人以上の療養費として、総額約700億円をだまし取っていたとみられています。

 請願を採択した議会(3月末現在) 

男は「腰痛」、女は「肩こり」が第1位

 病気やけがで自覚症状のある人の割合(有訴者率)は32.3%、病気やけがで通院している人の割合(通院者率)は31.4%にものぼります。その訴える症状の第1位が、男は「腰痛」、女は「肩こり」。まさにマッサージの役割が求められています。(国民生活基礎調査・H13)

 「腰痛」「肩こり」でマッサージをする中にも、無資格者によることがめずらしくありません。無資格者の施術によって、骨折したり、症状がかえって悪化したなどの直接的被害のほかに怖いのは、「腰痛」「肩こり」の原因に重大な病気がひそんでいることがあるからです。「気持ちが良ければ」という安易な選択が、とりかえしのつかない被害につながることはめずらしくありません。


    マッサージに冷たい厚労省

 脳卒中などのリハビリ治療にも、生活習慣病の予防にも、お年寄りの介護・健康と長寿のためにもマッサージがもっともっと活かされるべきです。
 ところが、病院でマッサージを受ける時の診療報酬は、1983年以来22年間も350円のまま放置されています。病院で、電気をあてたり、暖めたり、湿布をしたり、牽引したりする治療が行われますが、これらも同じ350円です。
 3年間学校に通い国家試験に合格した医療従事者であるマッサージ師の技術と、これら機械による治療が同じというのは納得がいきません。
 街の治療院でも、マッサージの保険治療には制限が多く、とても使いにくくなっています。

ユーザーの期待に応えるには

 昔から、マッサージは、「未病を治す」といわれ、病気の予防法として愛用されてきました。
 病院や、介護施設で、あるいは、自宅で、マッサージがもっと受けやすくなれば、無資格マッサージが横行することもなく、安心して手ごろな値段でマッサージが受けられるようになります。
 医療保険や介護保健・老人保健で安心してマッサージが受けられるようにするべきだと私たちは考えています。

☆ 保険・介護・保健でマッサージをもっともっと活用しましょう!!

取扱団体

全日本視覚障害者協議会
〒169−0072
東京都新宿区大久保1−1−2 富士一ビル4階 (NPO)日本障害者センター内
電話 03−3207−5871 FAX 03−3207−5872
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